9月19日(土)・20日(日)の連休期間中に、農商工連携プロデューサー育成塾第8回研修会が実施されました(24名の受講生のうち17名が参加)。
今回は、建設業でありながらあゆの養殖・農業や道の駅と同等の機能を持つ“川の駅“の運営等、様々な新規事業に参入し、各事業の相互連携と外部の農商工事業者との連携を通して、事業を成長させている山形県最上町の「株式会社大場組様」にお邪魔しました。
地域との共生”という観点から“地域に必要な”事業に取り組み、自社が持っているノウハウを有効活用しながらも、新たな分野では外部の専門家等を活用することで、自社の成長と地域に対する波及効果(地域の活性化)を同時に実現している取組は、本育成塾の考える“農商工連携”の理想的な姿であったと考えます。
また、新事業や連携の取組そのものの他にも、その成功に裏にある組織の在り方や経営者の姿勢は、新たなビジネスを模索する受講生にとって自社や地域で活用できる“成功の本質”も数多くあったと思います。
<日時>
平成21年9月19日(土)13:45~18:30 平成21年9月20日(日)9:00~16:20
<実施場所>
株式会社 大場組、川の駅「ヤナ茶屋もがみ」他
<実施内容>
■9月19日(土)
13:45~18:30
<主な内容>
開講式・オリエンテーション
・大場組の農商工連携についての取組講話と地域の行政の連携について
・川の駅「ヤナ茶屋もがみ」と、連携する農家(直売所会員)、森の駅「森のふれ愛らんど」(NPO法人あにまるにーず)の取組について 等
<実施内容>
■9月20日(日)
9:00~12:00
<主な内容>
・最上クリーンセンター、農業生産法人もがみグリーンファームの取組について
・最上あゆセンターの取組について 等
13:00~16:20
<主な内容>
・受講生、受入先の方々を交えたケースディスカッション
・アンケート記入・閉講式・解散