10月17日(土)・18日(日)、農商工連携プロデューサー育成塾第10回研修会が実施されました(24名の受講生のうち16名が参加)。
今回は、宮城県大崎市の旧鳴子町にあたる東鳴子、鳴子、鬼首地区の地域づくりを学んで来ました。同エリアは農・商・工・観光の事業者や地域住民がお互いの垣根を外し、一体となった取組を続けていることで有名です。
昔ながらの温泉街、地域の里山、田園、森林等を連携させた取組の数々は、地域の事業者や住民がアイデアを出し合い、互いに手を取り合い、生まれてきたものです。「地大豆湯治」「鬼首山学校」「鳴子の米プロジェクト」等の注目される活動の秘訣である、「地域の垣根はずし」をどのように行ってきたのか、またその背景と現状も学びました。
数々の取組には、成功事例として取り上げられながらも常に課題も存在しています。その課題に関しても受講生同士が意見を出し合う事で、地域を巻き込み、元気にしていくプロジェクトについて考えを深める事が出来たのではないかと思います。
<日時>
平成21年10月17日(土)13:00~17:00 平成21年10月18日(日)9:00~16:45
<実施場所>
旅館大沼、鬼首山学校、ゆのまちたびの「好日館」他
<実施内容>
■10月17日(土)
13:45~17:00
<主な内容>
開講式・オリエンテーション
鳴子温泉全体、東鳴子地区の取組と地域の仕組みについて
鬼首地区の取組について 等
<実施内容>
■10月18日(日)
9:00~13:00
<主な内容>
鳴子温泉地区の取組について
東鳴子温泉街の現地視察
農家レストラン「土風里」(昼食) 等
13:00~16:45
<主な内容>
受講生、受入先の方々を交えたケースディスカッション
鳴子の米プロジェクトについての講話
アンケート記入・閉講式・解散 等