11月7日(土)・8日(日)、農商工連携プロデューサー育成塾第11回研修会が実施されました(24名の受講生のうち20名が参加)。
一日目は「食生活様式の変化と『食』の地域ブランド化」と「地域振興の鍵をにぎる~おいしい・きれい・ただしいスローフード!!」の二つの講義で、「『食』の地域ブランド」「スローフード」という地域づくりや食産業を考える上で重要な二つのテーマについて学びました。それぞれの背景や考え方の講義を受けた後、先進事例を紹介して頂き、それらの農商工連携の切り口からの分析を行いました。
二日目の「日本農業発展の制約条件と活路」の講義では、海外の農業の発展・農業政策の歴史と背景と共に、今後の日本の農業可能性について学びました。また、午後は農商工連携のビジネスプランを作成するためのワークショップを行い、各々のアイデアに対して受講生同士でアドバイスをし合いました。
受講生からは、「今までの講義とは農商工連携を今までの発想とは別の視点から考え直すきっかけとなった」「お互いのビジネスのアイデアやアドバイスを聞けて勉強になった」との声があり、今後の農商工連携のビジネスの実現に向けて、また一歩踏み込む事ができたのではないかと思います。
13:00~15:00
講義 東北大学大学院農学研究科 准教授 伊藤 房雄 氏
“食生活様式の変化と『食』の地域ブランド化”
15:30~17:30
講義 特定非営利活動法人スローフードジャパン 会長 若生 裕俊 氏
“地域振興の鍵をにぎる~おいしい・きれい・ただしいスローフード!!”
10:00~12:00
講義 東北大学大学院経済学研究科 教授 柘植 徳雄 氏
“日本農業発展の制約条件と活路”
13:00~15:00
ワークショップ ㈱プロジェクト地域活性 代表取締役 望月孝