農商工連携プロデューサー育成塾で実施する講義・ワークショップ・先進地事例現地実習、事例研究の一覧です。(※状況により、カリキュラム内容が若干変更する場合がございます。
- 講義
- 経営・マネジメント分野
- 農商工連携によるビジネス・モデルの創出とバリューチェーンの再構築:大滝精一(東北大学大学院経済学研究科長 教授)
- プロデューサーの仕事とデザイン思考:権奇哲(東北大学大学院経済学研究科 教授)
- 食生活様式の変化と「食」の地域ブランド化:伊藤房雄(東北大学大学院農学研究科 教授)
- 事業成功のためのリスクマネジメント①②:伊東俊彦(東北大学大学院経済学研究科 前教授)
- 資源獲得の戦略:福嶋路(東北大学大学院経済学研究科 准教授)
- 環境経営戦略ゲームで学ぶ サステナビリティ・マネジメント:高浦康有(東北大学大学院経済学研究科 准教授)
- 地域におけるソーシャル・キャピタルとNPO:西出優子(東北大学大学院経済学研究科 准教授)
- 地域プロデューサーに求められるリーダーシップの要件:藤本雅彦(東北大学大学院経済学研究科 教授)
- 選択肢と感情の予測について:澁谷覚(東北大学大学院経済学研究科 教授)
- 実践分野
- 科学的視点からの地域食材のブランド化:西川正純(宮城大学食産業学部フードビジネス学科 教授)
- グローバルな視点から見た食料・穀物需給と企業戦略:三石誠司(宮城大学食産業学部フードビジネス学科 教授)
- 農産資源ファイトケミカルズの活用を目指して:津志田藤二郎(宮城大学食産業学部フードビジネス学科 教授)
- 外食・中食の消費者ニーズと食材調達:堀田宗徳(宮城大学食産業学部フードビジネス学科 准教授)
- これからの食品トレーサビリティ:老川信也(宮城大学食産業学部フードビジネス学科 准教授)
- 発想を豊かにするアイデア創出の技術①②:石井力重(アイデアプラント 代表)
- 地域食材の流通①②:三輪宏子((株)FMS綜合研究所 代表取締役社長)
- 農商工連携の成功の前提条件 農産物の安全の基礎知識とGAP活用:武田泰明(特定非営利活動法人日本GAP協会 専務理事 事務局長)
- 新規事業プランニングのノウハウ・ドゥハウ①②:西川雅樹(経営コンサルタント)
- ワークショップ
- アクションラーニング:望月孝((株)プロジェクト地域活性 代表取締役社長)
- 先進地事例現地実習、事例研究
- 「農(一次産業)が中核の農商工連携」有限会社伊豆沼農産
- 「工(二次産業)が中核の農商工連携」株式会社一ノ蔵
- 「商(三次産業)が中核の農商工連携」道の駅 上品の郷
- 「建設業の農業参入と農商工連携」株式会社大場組
- 「観光業と農商(工)連携」東鳴子温泉
講義
経営・マネジメント分野
農商工連携によるビジネス・モデルの創出とバリュー・チェーンの再構築
東北大学大学院経済学研究科長 教授 大滝 精一
ビジネスモデルについての基本知識を理解したうえで、それをもとに農商工連携によってどのような新たなビジネスモデルが可能かを考え、さらにそれを 実現するために必要な情報通信技術の利用、ロジスティックスや流通チャネルの設計、サプライチェーン・マネジメントの概念を学び、ビジネスモデルを設計する基礎を学ぶ。
プロデューサーの仕事とデザイン思考
東北大学大学院経済学研究科 教授 権 奇哲
この講義の目的は、プロデューサーの役割と仕事の基本的な特性について理解を深めることによって、プロデューサー・マインドを喚起し、プロデューサーとして仕事をするに当たって重視すべき基本的な考え方や姿勢を形成することである。
食生活様式の変化と「食」の地域ブランド化
東北大学大学院農学究科 教授 伊藤 房雄
わが国における今後の食生活様式を展望した上で、「飽食」の時代におけるアグリビジネスの今後の展開方向を検討する。そこでは、徹底的に効率性を追 及し低価格で食品を供給していく展開と、6次産業化により高付加価値の獲得を目指していく展開の2つの方向があり、後者は『食』の地域ブランド化そのもの であることを理解する。
事業成功のためのリスクマネジメント①②
東北大学大学院経済学研究科 前教授 伊東 俊彦
農商工連携の事業を失敗させないで成功させるためのリスクマネジメントについて考察する。リスクの発生は、危機到来であると同時に、機会到来でもある。危機を好機と捉え、イノベーションによりリスクを乗り越えるような挑戦をすることにより、業界の将来を先取りした事業展開につなぐことが可能となる。
資源獲得の戦略
東北大学大学院経済学研究科 准教授 福嶋 路
環境経営戦略ゲームで学ぶサステナビリティ・マネジメント
東北大学大学院経済学研究科 准教授 高浦 康有
農商工連携プロデューサーに求められる「食への高い理念・志」の内実について、食品事業者の視点を中心に受講生なりに思考を深められるように、またその理念を分かりやすく他者に伝達する説明スキルを身につけられるように支援する。
地域におけるソーシャル・キャピタルとNPO
東北大学大学院経済学研究科 准教授 西出 優子
本講座では、(1)農商工連携の意義として、信頼やネットワークといったソーシャル・キャピタルの概念や、地域における注目が高まっているNPOの役割や現状について理解し、(2)農商工連携において、NPOを一つの連携先にする可能性を探ることを目的とする。
選択肢と感情の予測について
東北大学大学院経済学研究科 教授 澁谷 覚
ページトップに戻る
実践分野
科学的視点からの地域食材のブランド化
宮城大学食産業学部 フードビジネス学科 教授 西川 正純
グローバルな視点から見た食料・穀物需給と企業戦略
宮城大学食産業学部フードビジネス学科 教授 三石誠司
農産資源ファイトケミカルズを利用した商品開発の方向
宮城大学食産業学部フードビジネス学科 教授 津志田 藤二郎
外食・中食の消費者ニーズと食材調達
宮城大学食産業学部フードビジネス学科 准教授 堀田 宗徳
これからの食品トレーサビリティ
宮城大学食産業学部フードビジネス学科 准教授 老川 信也
発想を豊かにするアイデア創出の技術①②
アイデアプラント 代表 石井 力重
構想の初期段階で効果的にアイデア出しできるようになることが本講座の狙いとなる。具体的には、アイデア創出の技術の中から「アイデアを大量に出す」「発想に役立つ良いインプットを得る」手法を座学とワークで学ぶ。後半では、座学とワークで、「チームでの」アイデア創出手法を体験する。また、農商工連携の固有性を加味した「プロジェクト・アイデア発想促進用カードゲーム」でシンプルな役割遂行を通じて、プロデューサーの「視点」「具体的行動」をゲーム内で体験する。
地域食材の流通①②
(株)FMS綜合研究所 代表取締役社長 三輪 宏子
地域食材の流通、取引の現場で起こっている問題の認識とそれを解決、改善する為の手法をケーススタディを交えて行う。売れる商品開発とは何か、地方の食産業が販売力を強化するための考え方や事業、活動について学び、考えることで地方の食産業の活性化に挑む力を養う。より実践的な講義を一コマ設け、商品開発戦略実習を行う。
農商工連携の成功の前提条件 農産物の安全の基礎知識とGAP活用
特定非営利活動法人日本GAP協会 専務理事 事務局長 武田泰明
新規事業プランニングのノウハウ・ドゥハウ①②
経営コンサルタント 西川 雅樹
ページトップに戻る
ワークショップ
アクションラーニング
(株)プロジェクト地域活性 代表取締役社長 望月 孝
講義や事例研究で学習したことを、自社や自地域に置き換え、自社での実践につなげていくために、アクションラーニング(実践しながら学習する)の計画を作成する。
ページトップに戻る
先進地事例現地実習、事例研究
有限会社 伊豆沼農産
「農の連携×工の連携×商の連携で、赤豚生ハム等多くのブランド食品を創出」
(農商工連携内容:平成20年3月 農商工連携取組事例集(東北経済産業局)を元に作成 PDF:579kb)
株式会社 一ノ蔵
「環境保全型栽培により、酒米の安全性や品質の優位性を恒常的に確保」
(農商工連携内容:平成20年3月 農商工連携取組事例集(東北経済産業局)を元に作成 PDF:528kb)
株式会社 かほく・上品の郷(道の駅・上品の郷)
「消費者の声から求める商品を的確に把握し、新しい特産品のブランド化を実現」
(農商工連携内容:平成20年3月 農商工連携取組事例集(東北経済産業局)を元に作成 PDF:1699kb)
株式会社 大場組
「建設業が川の駅からスタートし、顧客ニーズに合った農業・鮎の養殖業へ参入」
(農商工連携内容:平成20年3月 農商工連携取組事例集(東北経済産業局)を元に作成 PDF:1372kb)
東鳴子温泉
「住民の垣根を外した一体型の地域づくりで、農商工と観光業の連携を実現」